【雑談】 S F 映 画
S F (サイエンス・フィクション)といわれる宇宙人、宇宙戦争、宇宙旅行、タイムマシンなどが題材となった映画は、非現実的で空想的な映画なので観ないという人も多いのですが、映画の内容の中には今の社会への貴重なメッセージも語られています。
特に、STAR WARS(スター・ウォーズ)は、第1作から第3作における特撮効果や(第4作から第6作ではCG(コンピュータ・グラフィック)の進歩による映像となり、壮大かつ迫力のある映像であり内容よりも面白みが満載ですが、その中の物語にはハッとさせる人間の心の真理や平和を願うメッセージが込められています。
私はこうしたSF映画の面白みが好きで、勿論、30年前(1978年の第1作)から完結番(第6作)までの全作を観ています。
さて、そのスター・ウォーズの映画についての話題ですが、前期3部作が30年まで後期3部作が1997年から上映であったためにストーリーの繋げ方に多少の矛盾もありますが、後期3部作が制作されるまでの時代の変遷の中での前期3部作の第1作の会話の中に「クローン戦争」という言葉(1978年には「クローン」という言葉自体聞いたことありませんでした)が新たに加わっていますね(笑)
それはさておき、映画の中に名文句があります。
主役の師匠となるマスター・ヨーダの名文句が、人間として心が変化してしまう作用を上手く表現しています。
(英語) (日本語訳)
Fear leads to anger. 恐れは怒りに、
Anger leads to hate. 怒りは憎しみに、
Hate leads to suffering. 憎しみは苦痛にかわる。
スターウォーズのストーリーには、Dark Side(暗黒面)とするどんな人間にも潜んでる一歩間違えると危険な心の作用を深く描いてます。
この名文句には、暗黒面は誰もが持つ人間としての闘争心が強ければ強いほど恐れに対抗して瞋恚(怒りから転じる憎しみ)のままに正義を見失った心が引き起こす作用であり、そこに良心を保とうとする理性が心の中で葛藤することで、大きな苦痛を招く・・・結局、その苦痛に耐えられなく、安易に楽を求めた時に善人たる良心を捨てて更なる闘争心を増強し自らの支配力の名誉欲を育ててしまうことを警告しています。
この映画を観た人でないと意味のわからない話かもしれませんが、結局最終作(エピソードV)の映画の中では、主役のアナキン・スカイウォーカーは愛する者を助けるための駆け引きの中で、シス皇帝を悪人とは知りつつも暗黒面の力の罠に落ち、ジェダイの仲間(ウイドゥ)を殺してしまったために、心の苦痛に耐えられずダース・べーダーとなってしまったのでしたね。
2008年(平成20年)自分なりの映画評論より
@ 康 禅